球根の小ささに比べて葉っぱの多いこと多いこと。

さて、最後はノビルです。このノビルも、都会の空き地など、どこにでも生えてるのですが、あまりにも特徴がない草なので、まったく気づかれてないことも多いようで。こいつは、大雑把に言ってネギの仲間ですな。鼻を近づけてみれば、すぐにネギ臭が鼻腔に飛び込んできます。

小型の島ラッキョウといった風情。

土の中には、ラッキョウのような小さな球根が埋まってます。通常は、ここを食べる。洗ってから、サッと湯がいて、味噌や醤油をつけて食べれば、すぐに立派なツマミに。エシャレットよりもラッキョウよりもクセがなくて食べやすいね。ビンの中で甘酢に漬けておけば、カレーに付いてくる花ラッキョウのようになりますよ。

都会のノビルは、球根が小さめ。それを、やはり手間をかけて外していくわけですが、少量の球根を採るのにも、けっこうな量の葉っぱがもれなく付いてくる。じつは、この葉っぱの部分も食べられます。こっちは、ニラに近いものと思えばいいかと。

ノビルの葉っぱ部分は意外に美味いです。

水で洗って、水気を切ってから、あとはニラに準じた料理にするとよいですな。まずは、ニラレバならぬノビレバ。これ、美味いね〜。ニラよりもクセがないかも。ただし、その生育状態次第では、繊維質が強すぎてガジガジすることもあります。そんな時にお勧めなのが、次なる料理、チヂミです。

ノビルチヂミ。これは、お勧めですわ。ちょっと繊維質の強いノビルでも、あまり気にせずバクバク食べられる。6:4の小麦粉と片栗粉を水で溶き、卵とカツオだしを入れて混ぜる。そこにノビルをぶち込んで、油を敷いたフライパンで表裏を焼けばできあがり。タレは醤油をベースに酢と砂糖とラー油を混ぜて、ニンニクとゴマを入れたもの。チヂミにすると、ものすごい量のノビルの葉っぱもアッという間に食べられちゃいますよ。ノビルの葉っぱは、ニラ同様に繊維質が強いので、きっとお通じにも良いでしょう。ぜひ、お試しあれ。

あまりにも身近なところに生えている草が、こんなに美味しく食べられるというのは、ほんと面白い(そう感じるのは私らだけ?)。単にお膳に出されたものを食べるなら買ってきた野菜の方が旨いかもしれんが、そこら辺に生えてる草を自分で採る〜処理する〜食べる〜うまい!となると、ちょっと違う感動がありますよ。ぜひ、子供たちに教えてやってくださいな。

※捕った獲物について、食べる・食べない、もしくはどのようにして食べるかなどはご自身の判断でお願いします。
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