Illustration by SATOMI.

皆さん、この夏は、どう過ごされましたか?夏休みを使って、海へ山へ川へと遠出された方も多いでしょう。今回のTOKYO狩猟部では、海に出かけた際にカンタンにできる「狩猟」を取り上げてみたいと思います。

海の狩猟といえば「釣り」「潜り」などが思い浮かびますが、やはりTOKYO狩猟部としては「子供でもカンタンにできる狩猟」を紹介しないとね。

日本の海の場合は「漁業権」というのが厳しく、食べられるような獲物を採るということが、じつはなかなか難しいのが現状です(浜に打ち上げられたワカメでさえカンタンには持って帰れない)。で、今回ご紹介するのは、多くの場所では採取禁止の対象になっていない、でも子供でもカンタンに行ける場所でフツウによく見かける獲物です。おっと、大切なことを忘れちゃいけない。もちろん、ウマいっ!

海の磯場で、この写真のような生き物を見かけたことありませんか。大きさにして1〜2cmの。いえいえ、カニじゃなくて、その隣に見える、岩と岩の隙間に密集して挟まっている亀の手のような形のもの。そう、見た目のまんまの名前=「カメノテ」です。このカメノテ、ウマいんですよ。こいつらちゃんと生きてるんだけど、岩にシッカリと付着していて動きません。

一番右の写真が捕獲後のカメノテ

カメノテの採り方は、その根元にマイナスドライバーなどを突っ込んで「こじ返す」(変な日本語?)。「手」の先は爪のように見える堅い部分ですが、根元の「手首」の部分は爬虫類系の分厚い皮膚のようなもので覆われていてブニブニしています。このブニブニの中に「身」があるので、ちぎれないようになるべく深いところから「こじ返す」のがコツです。採りだしてみると、亀の手というよりはガメラの手、怪獣の手っぽくてカッコイイ。

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