アワビのミニ版みたいな身の入り方

採り方は、とにかく「早ワザ」です。カサガイが岩に張りついているチカラは、ものすごい。剥がそうとしても、踏ん張られたらカンタンにはいきません。ただし、普段の状態ではこいつらにも若干の油断がある。カラと岩の間にコンマ数ミリの隙間がある状態でやや緩く張りついています。この状態のうちに、マイナスドライバーなどでサッと素早く「こそげて」やるとポロッと剥がれます。

一度失敗したら・・・諦めてください。もう警戒して、テコでも動かないほどに強く張りついてしまうので。そうなったら、数十分ほど待って、もう一度やつらが油断してからトライするしかありません。

採ったカサガイをひっくり返してみると、中にキッチリと身が入っているのがわかります。そう、アワビのような感じ、と言えばその構造がイメージしやすいし、なんかウマそうに思えてくるでしょ?カメノテ同様、小型なので、味噌汁の具にしてしまうのが手っ取り早いですが、一つ一つを網の上で焼いて食べると、貝らしい旨味が味わえます。ひっくり返して網の上で焼いて、しばらくしたら醤油+酒を垂らしてグツグツしたらOK。

カサの中にはシッカリとした肉が

肉に比べてハラワタが小さめなので、肉のシコシコとしたうまさが感じられます。そういう点でもアワビ系と言えるんじゃないだろか。肉の裏に隠れているハラワタは時々ジャリジャリするのがある。このカサガイは酒蒸しにしても美味しいらしいですよ。

あるTOKYO狩猟部々員の一人息子(小学1年生)は、サザエなんかよりもこのカサガイの方がウマいと言ってます。やっぱ、ハラワタの苦みが少ないからでしょうかね。まあ、その子の一番好きな貝はホンビノス、という、TOKYO狩猟部ジュニアならではの稀少な好みの持ち主ではありますが。

波をかぶりながらの撮影でブレブレの写真

最後の獲物は、フジツボ。「フジツボ」と聞くと『海の磯場で脚にケガをした人が、家に帰ってからも痛くてしょうがないので医者に診てもらうと、切開したヒザの中でフジツボが繁殖していた・・・』という都市伝説を思い浮かべるのは私だけ?

フジツボも皆さんにはお馴染みでしょう。富士山のような形をした、岩場に張りついている物体。クジラの背中などにビッシリ着いているのも、だいたいフジツボですな。磯の岩などに着いているやつは2〜3cmくらいの小型のものですが、岩場を潜ったりすると5〜6cmほどの大型のものも見られます。

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