潮干狩りのターゲットは「貝」。アイツらは基本的には逃げたりしません。そこに、釣りで味わうような「駆け引き」などは一切ない。でも、逃げる貝がいるんですよ、水中のホタテじゃなくても。潮干狩りでも駆け引きが必要な貝がいるんだな。スタティックな潮干狩りで、唯一スリリングな「狩猟」を楽しめる貝、それがこのマテガイです。

こいつら、1〜2mの穴を掘って地下に潜伏してる。だから、熊手で砂の表面をガリガリやっても採れんのです。そこで、カマの登場!カマで砂の表面を切るように削ってやると、楕円形をしたマテガイの巣穴がキレイに出現します。そこに塩をサラサラと入れてみると・・・あら不思議!巣穴から、やつらが顔を出してきます。
マテガイとの格闘の一部始終
警戒心たっぷりにそっと水管を出し、しばらくするとニュウッとカラを2〜3cm地上に突き出してくる。ここで、エイヤッ!すかさず、出てきたカラの部分を捕まえてやりましょう。
ここを逃すと、ほとんどの場合は、巣穴に引っ込んで、もう出てこなくなります。出てきたカラの部分をつかめたとしても、この貝、意外と強く抵抗しやがる。しかも、ここで無理矢理引っ張ると、中身が抜けてカラだけが手に残ってしまう。カラもキャシャで割れやすい。なんとも世話の焼ける貝です。そこで、相手の引っぱり具合と駆け引きをしながら少しずつ引き抜いていき、最後には、ズッポン!と。
「自然」の海ならではのバリエーション
はじめて見る人は、そのビロ〜ンと伸びた身がキモイかも。でもこいつ、美味。慣れてくると、相手が油断したスキに一気に引き抜けるようになります。今回初めてマテガイ採りを経験した部員の感想=「これはクセになるなあ」。
「自然」の潮干狩り場の面白いところは、貝の種類がバラエティーに富んでいるところ。今回の狩猟では他にカガミガイ、サルボウ(赤貝の仲間)なども採り、潮が満ちてきた13時頃に撤収!バケツ2杯強の貝を持ち帰り、いざCook&Eatです。
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