天然物の貝は「砂出し」が必要。でも、貝の種類によって「海水とおなじ濃度の塩水に浸けて砂出しをするもの」「ほとんど砂出しが必要ないもの」「通常の方法では砂を吐かせられないもの」に分けられます。

厄介なのが「通常の方法では砂を吐かせられないもの」=バカガイ(アオヤギ/シオフキ)です。ここでは、私らが採用しているアオヤギの砂抜き法を紹介しておきましょう。これは、10年以上も前に三重県の御殿場海岸で潮干狩りをしてた時、地元のオバチャンに教えてもらった方法です。やることは、とてもシンプル。

剥いてめくって出しての砂出し

まずは鍋で茹でて、少し口が開いてきたところで取り出します。そして、一つ一つの身をカラから外して「剥き身」にして、両側の「ヒモ」の部分をつまんで、傘を「おちょこ」にするように身をめくる。すると、内側に砂がびっしりと入り込んでいるのが見えるので、それを水道水で洗い流してやるのです。けっこう、手間はかかるけどね。

さて調理編。まずは、アオヤギ。現地でカラを割って、「舌」の部分を海水で洗って食ってます。・・・こりゃ、調理じゃないか。でも、ホント甘〜い。ヒモと貝柱も刺身でいける。(内臓系は生ではやめときましょう)

アオヤギの「まんま食い」

剥き身にして一つ一つ砂出しをしたアオヤギは、左から、酢味噌でワカメとキュウリと和えたヌタ、カガミガイと一緒にバターでソテー、そしてボンゴレスパゲティに。身が濃厚な味なので、バター系の調理にもよく合います。

茹でアオヤギを使ったメニュー

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