味わいの方は、「シャキッとした歯ごたえで、味にクセがなく、どんな料理にも向く万能型」と言われます。私には、ほんのり甘い香り/味が感じられますね。確かに、グラタンやシチューなどの洋食にも、鍋や味噌汁、炊き込みご飯などの和食にも、中華風の炒め物にも合います。調理してもシッカリしたままのキノコなので食べがいがある。
ショウゲンジ幼菌のキムチ
とあるところで「漬け物の中でショウゲンジのが一番うまい」という噂を聞きつけ、ショウゲンジの幼菌のキムチを作ってみました。作り方は簡単。湯がいたショウゲンジの幼菌の水気を切り、キムチの素に漬けるだけ。おお〜、ウマイ!肉厚なところが合いますな。キムチ漬けは、他のキノコでもいけます。こうしておくと、しばらくは日持ちするし、キムチ鍋やキムチチャーハンなどにも利用できます。ちなみに、幼菌の頃の形から、ショウゲンジはコムソウタケとも呼ばれます。確かに、虚無僧っぽい。
次の人気キノコは「ハナイグチ」。ヌメリ系のイグチです。ハナイグチは基本的にカラマツの近くに数個単位で生えます。富士山では自動車道路沿いによくカラマツが植林されていて、そんなところにも生えているのを見かけますね。
ジコボウ、リコボー、ラクヨウなどの別名があります
シーズン的にはショウゲンジとおなじ頃に発生しはじめて、かなり遅い時期まで元気に生えています。赤茶色のカサに黄色がかった柄で、雨に濡れたりすると森の中で輝いて見える。こちらもポコポコッと、シッカリした採りごたえ。幼菌の時はまん丸の頭ですが、成長すると15cmくらいにまで大きくなるものもあります。やっぱ、幼菌がウマイかな。
ハナイグチの幼菌のおろし和え
ヌメリ、土臭さというナメコのような特徴に、シッカリとした歯ごたえが加わった文句なしの和風キノコです。味も香りも、見た目の可愛さに反してワイルド。幼菌ハナイグチの味噌汁は、市販のナメコなんかは問題にならないほど美味いですよ。このキノコを名産品として売り出そうとしてる自治体があると聞いたが、確かに「ワイルドナメコ」って感じで売れば脈ありかも。
他にも、湯がいてダイコンおろしに和えて食べたり、煮物にしたりと、日本人のイメージ通りの味わいが楽しめるキノコです。
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